ご無沙汰しております。田井です! 先日、鳥取大学地域学部のコミュニティ創造支援論にて、二回ほど講義をさせていただきました! そのときに、弊社の活動の社会的意義をきちんと発 信したほうが良いと、 鳥取大学の菰田レエ也…
第二十三回「『コンビニ人間』の紹介」
前回、前々回と文化について話してきました。 今回は以上を踏まえたうえで、 2016年上半期芥川賞を受賞した『コンビニ人間』について書いていきたいとおもいます。 今回の作品は、 私が話してきた、 「小説は社会を表す」をわか…
第二十二回「マンガを読もう、アニメを見よう」
前回、小説について書きましたが、 ほとんど同じようなことがマンガ・アニメにも言うことができます。 そもそも文化というものは、 全般的にその社会の構造や本質を具体的に表現していることが多いのです。 文化史などを見てみるとよ…
第二十一回「小説を読もう」
みなさんは、小説を読んでいますか? わたしは好きな方ですが、 最近は忙しくてなかなか読めないでいます。 それでも、 大学の先生の 「本屋さん大賞や芥川賞受賞作品くらいは読んでおきましょう」 という言葉を胸に、なるべく読む…
第二十回「オーラとはなにか」
優れた人間に対して、 この人は「オーラ」があるとよく言ったりしますよね。 そもそもこのオーラとはなんなのでしょうか。 もともとの語源はラテン語で、 「物体から発する微妙な雰囲気」のみを指すものでした。 このオーラの意味を…
第十九回「人はなぜ生きるのか――幸福主義」
人はなぜ生きるのか、 という問いについては古来よりさまざまな答えが示されてきました。 このブログでもそのいくつかを今後紹介していくつもりですが、 今回は「幸せになるため」ということについて考えてみたいと思います。 このい…
第十八回「資本主義の矛盾」
資本主義を批判するとき、やりだまに挙がるのが「格差」です。 一方で、擁護するものは、「格差」の何が悪い、 努力をした結果ではないかと言います。 また、マルクス主義という名の平等主義は、 ソ連で失敗したではないかとも言いま…
第十七回「三つの経済理論」
経済学は使えない学問だとよく言われます。 それは基本的には経済の法則上、 景気や恐慌を阻止できないからではないからだと思われます。 また、できるとしても、即効性のないものや、 一般庶民にまで効果があらわれるのに時間がかか…
第十六回「神の誕生とSMの論理」
神は人間が生み出したものですが、 なぜその神にしたがってしまうのでしょうか。 わたしは、 それはSMの論理に近いものがあるのではないかと考えています。 たとえばここに、ムチでたたくものとたたかれるものがいるとします。 一…
第十五回「文章をひらがなで書こう」
文章を書くというのはたいへんむずかしいものですよね。 現代では、Twitterなどの普及により、 歴史上もっとも文章を書いている時代だという人もいますが、 良い文章を書けるようになったかといわれると、 ためらう人のほうが…