鳥取大学地域学部 菰田レエ也講師と実践代表者田井勝の共同研究プロジェクト 「不安定流動社会における社会的企業の創出と協同実践型人材育成プロジェクト」 の実践
昨今、安定的な雇用関係に基づく生活保障から離れた不安定流動層は世代を超えて広がってきました。高まる困窮化リスクの中で、人々の生活を保障する社会的基盤をいかにして再整備できるのか、が重要テーマになりつつあります。
こうしたことを背景に、労働者協同組合法が成立し、その実践的可能性が注目されています。本プロジェクトでは、労働者協同組合の起業(アーバンズ合同会社)の当事者として参画し、仕事興し(就労支援)と市民教育(当事者教育)を通じて、社会的企業としての協同の実現に向けた取り組みを推進しております。
弊社は営利事業体として運営しておりますが、NPO法人コンチェルティーノやともっと事業体といった地域との連携を通じたサードセクターと協同し、市民教育を行っております。
2020年度実績:「新型コロナと社会的企業——緊急支援政策とソーシャルファーム条令について—— 」
田井勝, 菰田レエ也。経済科学通信 (152) 5-8 2020年12月
2021年度業績:2021年6月17日・24日 鳥取大学地域学部地域創造コース「コミュニティ創造支援論」でゲスト講師を務める
2021年基礎経済科学研究所研究大会にて「不安定流動層と労働者協同組合」というテーマで学会報告