Urbans ,LLC / アーバンズ合同会社

NPOと連携すると社員が変わる?

ご無沙汰しております。田井です!

先日、鳥取大学地域学部のコミュニティ創造支援論にて、二回ほど講義をさせていただきました!

  

そのときに、弊社の活動の社会的意義をきちんと発 信したほうが良いと、

鳥取大学の菰田レエ也講師に言われたので、久々に更新しております。


一昨年から、NPO法人コンチェルティーノやともっと事業体と連携を組み、
お仕事のやり取りをさせていただいております。


コンチェルティーノは生きづらさを抱えた人々に就労の場所を提供し、
共に働きながら成長していこうという実践をしているNPOです。


その活動の一つにカフェがありまして、
弊社の飲食部門の方を毎週出向させていただきました。

そのカフェでは好きなものを作ってよい
という名目で働かせていただいていたのですが、

現場には地域の課題を抱えた人々や
その課題に取り組む人たちが
ぞろぞろと集まってくるので、

弊社の社員も「世の中にはこういう世界があるのか」と驚き、視野が広がったそうでした。


また、東京ワーカーズコレクティブや
ACT助けあいワーカーズからは
動画作成の依頼を受け、

弊社の映像制作者に立ち会っていただきました。

東京ワーカーズコレクティブや、
ACT助けあいワーカーズは、

「労働者協同組合」といい、
みんなが経営に対して同じ一票を持っているという民主的経営を行っている団体です。


仕事、という体で関りを持った弊社の社員も、

気づいたら東京ワーカーズコレクティブの広報会議といった

仕事とは関係のない会議にまで呼ばれるようになり、

私より「労働者協同組合」について詳しい人材へと変わっていました。

いまじゃ私の方が教えてもらっている立場です。


弊社は、菰田さんから

「社会的企業だね」とおっしゃっていただきました。

そして、なんとなんと
『経済科学通信』という学術誌に
弊社の名前を出して、
社会的企業と位置づけて下さいました!

学術誌で社会的企業と認定してもらえている企業がいったいいくつあろうか(笑)( 経済科学通信 (152) 5-8 2020年12 月)


社会的企業というと、
手前みそでなんだかこっぱずかしいですが、
菰田さんがおっしゃるには、

「営利と非営利を通じて社会貢献しています!

というだけなのはアメリカ型の社会的企業。

アーバンズ合同会社は就労の場を
自分たちで作り出そうとしている、
労働者協同組合型でヨーロッパ型の社会的企業に近いね」

とのことです。


今回はまじめな活動報告となりましたが、
今後とも精進していきたいと思います!